号泣必至!かけがえのない家族や恋人のために全てを捧げる男を描いた感動作
前科5犯の父が再婚し、連れ子とその後に生まれた妹の4人兄弟の家長になったコン・ジュンス。両親の死後も必死に生活を支えていたが、20歳の時に弟の罪をかぶり、殺人犯として10年間服役した。出所後も、ジュンスは家長として生きようとするのだが…。
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第1話
11歳のジュンスは、父・サンマンが服役中に、父の友人・マンドルと万病に効くという薬を売って暮らしていた。父の出所の日、ジュンスは美しい女性・ソネに会う。サンマンは彼女を新しいお母さんだと紹介する。
第2話
新しい母・ソネは優しいが、ジンジュとヒョンソクはジュンスとサンマンを家族と認めない。ジュンスは学校の試験で100点を取っても、ヒョンソクを気にして答案用紙を隠してしまう。サンマンは改心を決意するが…。
第3話
校内の美術大会で代表に選ばれたジュンスだが、大会には出ないと担任の先生に言う。一方、ソネのお腹の中に新しい命が宿った。看護師のソネは出産まで仕事を休むため、サンマン一家の家計はピンチに陥る。
第4話
ソネが産んだ女の子はナリと名付けられる。一方、詐欺がばれたサンマンは刑事たちに追われ、交通事故で死亡。サンマンは詐欺にソネの実印を使っていたため、ソネと子供たちは多額の借金を背負い、家も奪われる。
第5話
ソネはジュンスと一緒に乗ったバスの中で疲れて眠り込んでしまい、そのまま亡くなった。父に続いて母も失ったジュンスは、一家の大黒柱として幼いジンジュ、ヒョンソク、ナリの面倒を見なければならなくなった。
第6話
それから6年後、ジュンスは3人の妹弟の学費を稼ぐべく昼は工事現場、夜はカラオケで働いた。そんな中、ヒョンソクが学校でけんかをしたと連絡を受け、ジュンスは急行するが、けんかの相手が死亡してしまう。
第7話
ヒョンソクが警察に捕まるなんて耐えられないジュンスは、弟の身代わりとして罪をかぶる。懲役12年の判決を受け、服役するジュンス。その10年後、仮釈放になったジュンスは妹弟たちが暮らす家を訪ねるが…。
第8話
ジンジュとヒョンソクは兄を前科者として邪険に追い返す。ナリだけがジュンスを気遣い、まともに会話をしてくれた。その頃、ヒョンソクは財閥のBYグループを相手取った裁判を担当し、証拠集めに四苦八苦していた。
第9話
職探しをするジュンス。刑務所で身に付けたミシン職人の資格を活かしたいが世間の風は冷たく、刑務所帰りのジュンスを雇ってくれる所はなかった。一方、ナリはジュンスが捕まってから施設に預けられていて…。
第10話
ジュンスはマンドルから運送関係の仕事を紹介してもらう。その初日、久しぶりの仕事で焦ったジュンスは駐車場から出てきた車にぶつけてしまう。運転していたのは、BYグループ会長の孫娘・ドヒだった。
第11話
初めての給料日、ジュンスはスイカと牛乳を買い、ヒョンソクたちの家に行くとそっと置いて立ち去る。翌朝、スイカを見つけたジンジュはジュンスが置いていったことを知り、腹を立ててスイカを割ってしまう。
第12話
ドヒの衣料品店で販売する服が、発注したデザインと違う仕上がりになっていた。そんな中、偶然通りかかったジュンスが完璧に服の修繕をこなす。手間賃を払うと言うドヒに対し、彼は代わりにこの店で働きたいと言う。
第13話
ドヒの店で働き始めたジュンス。幼い頃に薬を売っていた経験を活かし、そつなく接客して店の売り上げ増に貢献した。あまりに生真面目で、逆に笑ってしまう天然な性格のジュンスに、ドヒはいつしか引かれていく。
第14話
店を訪れた女性客に親切に対応したジュンスだが、それが気に障った女性客の夫から暴行を受け、けがをしてしまう。顔に薬を塗ろうとするドヒに対し、ジュンスは突然吐き気を催してトイレに駆け込む。
第15話
何とか兄弟の手助けをしたいジュンスは、ジンジュが務める美容室の窓ガラスを掃除する。それに気付いたジンジュは、「もう私たちの前に現れないで」と泣いて怒った。一方、ナリはモデルオーディションに合格して…。
第16話
ナ会長の娘でジュヨンの母・インスクは裁判を有利に運ぶため、担当検事のヒョンソクに賄賂を贈ろうとするが断られる。その事実を知ったナ会長は激怒し、インスクを屋根裏部屋に閉じ込めてしまう。
第17話
酒に酔ったドヒはジュンスに、「愚かな恋愛はするつもりがない」と言う。翌朝、ドヒは自分が話したことを忘れていたが、ジュンスはしっかり覚えていた。一方、BYグループは裁判での敗訴を受け入れる。
第18話
ヒョンソクはドヒに、訴えを取り下げたお礼として3回食事をご馳走することにする。ジュンスは、ナリが演技の専門学校に通う学費を出すことに。何も知らないドヒは、ジュンスに恋人ができたのかと気が気でない。
第19話
ナ会長は「ヒョンソクに渡してくれ」と言い、ドヒに小さな箱を託す。ドヒは、ヒョンソクと会うのが気まずいため、小箱をジュヨンに渡す。小箱を渡されたヒョンソクは、ナ会長に電話をかけ、贈り物を返すと言うが…。
第20話
仕事中に冷や汗をかいているジュンスが気になるドヒは、栄養をつけさせようと昼食をご馳走する。ドヒは自分の暮らしについての話をするのに、ジュンスが全く自分の話をしてくれないのが寂しかった。
第21話
ヒョンソクの先輩・チョルスは、成り行きでジンジュと一夜を共にし愛を告白するが、ジンジュは冷たく拒む。ジュンスはドヒが貧しい家の長女だという作り話を信じて疑わない。ドヒは、そんな彼が気になって仕方ない。
第22話
自動車免許を取るため、ジュンスが教習所に通い始めた。ドヒも全面的に協力し、路上試験の日には、仕事の会議の時間を遅らせてまでジュンスに付き添う。そんな中、ジュンスにジンジュからのメールが届く。
第23話
ジュンスを招待したのは、ナリへの誕生日プレゼントだった。10年ぶりに兄弟揃って食事をし、今夜はここに泊まっていけと言われたジュンスは涙を流して感動する。一方、ヒョンソクとドヒは3回目の食事をする。
第24話
ドヒが突然倒れ、ジュンスが病院に連れていく。医師は精密検査を勧めるが、ドヒは忙しいからと断る。自分の体を大切にしない彼女に、ジュンスが初めて真剣に怒る。一方、ヒョンソクがドヒに自分の思いを告げるが…。
第25話
ジュンスから「周りにいる寂しい人の話を聞いてあげるように」と助言されたドヒ。そのため、ヒョンソクに連絡する気になったドヒは、「あなたの気持ちには答えられないが、話を聞くことはできる」と告げた。
第26話
ヒョンソクをBYにスカウトたいジュヨンは、ステーキを食べに行こうとヒョンソクとナリを誘う。ヒョンソクは「ご馳走される理由はない」と断り、自分で安い中華を注文する。一方、ジュンスにナリからメールが届く。
第27話
ジュンスは努力の甲斐あって運転免許を取得した。ドヒを乗せてドライブに出掛けるが、助手席で眠ったふりをする彼女に激怒する。ドヒはジュンスが「なぜ、自分を簡単に信用するのか」と怒る理由が分からない。
第28話
ジュンスと仲直りしたいドヒ。一方、ジュンスは、「私は自分自身よりもあなたの方が信用できる」とのドヒの言葉に、彼女の思いを感じていた。女性に触れると吐き気を催す症状も、いつの間にか治っていた。
第29話
週に一度、兄弟で食事をする日、ジュンスは手作りのサムゲタンを振る舞う。そこに突然、チョルスが現れる。気まずい思いをするジュンスの前で、ヒョンソクは「これはうちの兄貴だ」とチョルスにジュンスを紹介する。
第30話
「ジュンスは過去に大失恋をして心に傷を負い、10年間遠洋漁業に行っていた」とマンドルから聞かされるドヒ。作り話を信じ込んだドヒは何か自分にしてあげられることはと考え、彼を酒に誘う。
第31話
ジュンスから初恋の人を忘れられないと聞いたドヒは、恋愛カウンセリングを施す。「初恋の人は誰に似ていた」などの問いに答える彼が思い描くのはドヒだった。ドヒの中でもジュンスの存在は大きくなっていく。
第32話
ジュンスへの気持ちを抑えられなくなったドヒは、「社長と従業員ではなく、1人の女としてあなたの心に入ってみたい」と告白する。ジュンスは悩んだ末、自分の過去は伏せたままドヒと付き合うことを決心する。
第33話
ハンソはナ会長とドヒの父・イルピョンから許可を得たと言い、ドヒに交際を迫る。ドヒは、やり方が卑劣だと言い嫌悪感を示す。ジュンスとドヒは映画館で初デートを楽しむ。ドヒはジュンスの前では素直な女になれた。
第34話
「愛は長くは続かない。いつか別れる時が来る」とジュンスに言われ反発するドヒ。ついヒョンソクに愚痴ってしまい、そんな男とは別れた方がいいと言われる。一方、ナ会長はBYの仕事から徐々に手を引くと宣言する。
第35話
チョルスのことをどう思っているのかとジュンスに聞かれ、ジンジュはただの知り合いだと答えるが、ジュンスにはそれが本心とは思えない。チョルスを呼び出し、脈がないから諦めろと告げるジュンスだが…。
第36話
体に異変を感じたジンジュは、まさかと思い妊娠検査薬を買って確かめると、結果は陽性。チョルスと一夜を共にしたことを後悔し、ジンジュは涙を流す。一方、ハンソは自分を無視するドヒに声を荒らげてしまう。
第37話
ジュヨンが捜査中の犯人に襲われて重傷を負った。入院したジュヨンを見舞いに来たヒョンソクはドヒと顔を合わせ、ドヒがBYグループの孫娘だと知るや「お姫様が庶民のふりをして」と彼女を非難する。
第38話
ジュンスには住む家がなく店で寝泊まりしていると知ったドヒは、私がお金を貸すから家を借りに行こうと言うが、ジュンスは気乗りしない。一方、ジンジュはチョルスから頼まれ、仕方なく彼の母親に会いに行く。
第39話
10年前の事件の日、ナリが現場で気絶した状態で発見されたと聞いたジュンスは衝撃を受ける。ヒョンソクはジュンスに「同級生を殺したのは自分ではないかと思ってきた。兄さんの人生を惨めにしたのは僕だ」と言う。
第40話
ジンジュは、お腹の赤ん坊を中絶するから一緒に病院に行ってほしいとジュンスに頼む。ジュンスは、授かった命を粗末にするなと必死に彼女を説得する。ジュンスは一方で、ヒョンソクがドヒのことを好きだと知る。
第41話
ドヒの好きな相手が兄・ジュンスであることに気付くヒョンソク。ジュンスに「卑怯な方法でドヒと別れるな」と言うが、自分が身を引くというジュンスの考えは変わらず、ドヒに話をするため最後のデートに誘う。
第42話
外航船に乗るために面接を受けたジュンスは前科を理由に断られ、仕方なく港で船を掃除する仕事に就く。一方、ドヒの衣料品店で販売した服のデザインが盗作だと分かり、巨額の損害賠償を請求される事態となる。
第43話
ドヒの衣料品店の事件を新聞で知ったジュンス。そこにはドヒがBYグループのオーナーの孫娘だと書かれてあった。仕事を辞めてソウルに向かったジュンスは、「2人の住む世界は違い過ぎる」とドヒに別れを告げる。
第44話
ドヒの家の屋根裏部屋に住み、有名デザイナーのインジュに弟子入りしたジュンス。インジュは突然「ジュンスと結婚してパリで暮らそう」と言いだすなど突飛な人柄だが腕前は確かで、ジュンスも力を伸ばしていく。
第45話
土下座して「ジンジュとの結婚を許してほしい」と懇願するチョルスに対し、ジョンジャは渋々結婚を認める。ジュンスは結婚する妹・ジンジュのために、ウエディングドレスのデザインをインジュに頼む。
第46話
ジョンジャは、結婚式は超高級ホテルで挙げるようにとジンジュに要求し、彼女を困惑させる。ジンジュの美容室に行ったドヒの継母・ジョンヨンはジュンスを見掛け、10年前のジュンスとの思い出が蘇る。
第47話
ジョンジャはジンジュに結婚祝いにと高価な宝石をプレゼントした。一方、ジュンスは初めてTシャツをデザインし、ドヒは気に入るが、インジュは「これが、あなたのエネルギーの全て?」とデザイン画を破り捨てる。
第48話
インジュの勧めでジュンスはデザインの勉強として通行人をスケッチする。そのスケッチ画を見たインジュは、ジュンスの才能を確信。「彼をパリへ連れていって勉強させたい」とドヒに告げるのだが…。
第49話
インジュのパリ留学の誘いを断るジュンス。お金も出してあげるのにとあきれる彼女に対し、ドヒのそばで働きながら学ぶと言う。一方、ドヒはジュンスとヒョンソクが兄弟だったことを初めて知ってショックを受ける。
第50話
「なぜあなたが殺人を」とドヒはジュンスの胸を叩いて号泣。ジュンスはドヒから身を引く意志を表す。一方、ジュヨンはヒョンソクに半年の契約恋愛を持ち掛け、普通のカップルがすることをやってみたいと懇願する。
第51話
「ジュンスに殺意はなく、もっと軽い罰で済んだはず」とヒョンソクから聞き、ドヒは強い決心をする。「たとえ世間から祝福されなくても、どこまでもあなたと一緒に進む」と言うドヒを、ジュンスはついに受け入れる。
第52話
BYではデザインチームをAチームとBチームに分け、競わせることになった。責任者はAチームがジュヨン、Bチームはドヒ。ジュンスとインジュはBチームに配属されるが、集団生活に慣れないジュンスは苦労する。
第53話
デザイナーのインジュが何の指示も出さず、仕事が停滞するBチーム。しかし、社員の自主性を引き出すのが彼女の狙いだった。一方、会社の飲み会で酔い潰れたジュヨンは、ヒョンソクに電話をし、送ってくれと頼む。
第54話
ジュンスを守るため、会社では恋人であることを隠しているドヒ。しかし、部屋で仲良く話しているところをハンソに見られてしまった。業務の報告をしに来ただけだとドヒは言うが、ハンソにはそうは見えない。
第55話
ジュンスが気になるハンソは、彼の身上書を見せろとドヒに迫る。ドヒは「ハンソに要注意」とジュンスに言う。ヒョンソクに会いたいジュヨンは、ジュンスの入社祝いを口実にヒョンソク、ドヒ、ジュンスを夕食に誘う。
第56話
ナリは撮影現場で知り合った俳優のドンウをナ会長に紹介。ドンウは会長の事務所に所属することになり、彼に一目惚れしたナリはガッツポーズ。一方、Bチームは全く仕事が進まないが、インジュは平気な顔をしていた。
第57話
初めてヒョンソクに食事に誘われたジュヨンは安い食堂でも自販機のコーヒーでも大喜び。一方、ナリは初恋の人・ドンウを紹介すべくジュンスをジョンヨンの店に連れていき、2人は予期せぬ10年ぶりの再会を果たす。
第58話
結婚して娘がいると言うジョンヨンに、良かったと言ってカフェを後にするジュンス。その姿をキム秘書が目撃していた。一方、Bチームはジュンスのアイデアでコンセプトも決まり、プレゼンに向けて追い込みを掛ける。
第59話
何の準備もせずにプレゼンを完璧にこなしたジュンスは、役員たちの間でも「あれは誰だ」と評判になり、一目置かれる存在となる。一方、プレゼンで負けたジュヨンは、母からはハンソとの結婚を迫られ落ち込む。
第60話
ハンソはジュンスを自分の部屋に呼び出し住民登録番号を聞き出そうとする。インジュの機転で何とかその場は収まるが、対策が必要だ。そんな中、ドヒはジュンスに殺人の前科があることをインジュに教える。
第61話
ハンソは調査の末、ジュンスがドヒの家に住んでいることを突き止め、キム秘書を呼んで2人の関係を問いただす。一方、ヒョンソクはジョンジャに強く勧められ、仕方なく見合いをする。ジュヨンはそれを知って…。
第62話
契約恋愛の半年も終わりが近づき、ジュヨンはヒョンソクに電話をかけ、「うそでもいいから愛していると言って」と頼む。きっと断られると考えるジュヨンの耳に、「愛してる」と言うヒョンソクの声が届いた。
第63話
ジュンスとドヒの親密な姿を見たジュヨンが、あんな人が好きだなんて信じられないと言うと、ドヒは彼の何を知ってるのと言い返す。ナリはドンウから、高校生なんて子供としか思えないと言われ、ショックを受ける。
第64話
ジュンスがナリと一緒にいる姿を見たハンソは、ナリの家族関係証明書を取り、ついにジュンスの住民登録番号が明らかになる。一方、キム秘書もジョンヨンとジュンスがかつて恋人だった事実を突き止めた。
第65話
過去の恋人・ジョンヨンが、ドヒの継母だと知ったジュンスは、もうドヒやジョンヨンと同じ屋根の下で暮らすわけにはいかない。ジョンヨンもドヒの味方だと言う一方で、ジュンスと付き合うことだけは反対だと言う。
第66話
キム秘書の自分に対する異常な執着が、父・イルピョンを愛しているからだと知ったドヒは、ナ会長にキム秘書の解雇を進言。ナ会長から退職金としてBYの株を受け取ったキム秘書は、ハンソを訪ねてあることを伝える。
第67話
「どうしても産まなきゃ駄目なの」と言う母の言葉に激怒するチョルス。お母さんが怖いと言うジンジュに、チョルスは君と母は一緒に生きていけるタイプじゃない、自分も君の夫としてやっていく自信がないと告げる。
第68話
ジュンスとヒョンソクが兄弟だと知り、ヒョンソクを訪ねたハンソ。ジュンスに殺人の前科があることを知っているとハンソは言い、「ドヒと付き合っているのはあなたか、あなたの兄か」と彼に迫る。
第69話
自分にとって一番大事なのは妹弟だが、ドヒを決して忘れたりはしない、と誓うジュンス。これに対してジョンヨンは2人を応援すると伝える。一方、ジュヨンにキスをしてしまったヒョンソクは ため息に暮れる。
第70話
ジュンスとドヒの通話記録を調べるハンソは、2人が恋人同士だと確信した。一方、ジュンスとインジュは今まで以上に恋人同士をアピールする。ジュヨンのことが気になって仕方がないヒョンソクはジュンスに相談する。
第71話
ハンソとの結婚を望む母に逆らえないジュヨンは、これ以上ヒョンソクの心をもてあそぶことはできないと決心し、涙を流して別れを告げる。ハンソは、ナ会長とジュンスが親しそうに話す姿を憎々しげに見つめていた。
第72話
体調を崩したジュヨン。ジュンスがなぜヒョンソクと別れたのか尋ねると「私は、こうと決めたら突っ走るドヒとは違う。困難から逃げた」と答えた。ドヒはヒョンソクに、ジュヨンの気持ちを理解してほしいと懇願する。
第73話
どんな雑用でも自分の仕事を他人に任せるわけにはいかないと怒るジュンス。納得できないドヒに彼は、自分にはこういうやり方しかできないと告げた。一方、ハンソは中国から輸入した高級碁盤をナ会長に贈る。
第74話
病院に駆け付けたジュヨンは、付きっきりでヒョンソクを看護するが、ヒョンソクは素直になれず彼女に冷たく当たる。ジュヨンは、自分はいつも母親の目を気にしながら生きてきた、でももう一度チャンスをくれと言う。
第75話
何としてもジュンスをBYから追い出したいハンソは、自分の提案した社員倫理評価制度を再度持ち出して採用させようとする。一方、ジュヨンは弁当持参でヒョンソクの病室を訪ねるが、彼は冷たく突き放す。
第76話
冷たい態度を崩さないヒョンソクの背中に向け、ジュヨンは「あなたが許してくれるまで何10年でも待つから」と叫んだ。一方、AB両チームが競うデザイン発表会に向けてジュンスはアイデアを出そうと頭を悩ます。
第77話
発表会はBチームの勝利に終わり、ナ会長はジュンスの活躍を聞いて喜んだ。ドヒとジュンスがキスをする姿を目撃し、激怒したハンソは次の作戦を考える。一方、ドヒとジュヨンはナリに呼び出され…。
第78話
インジュとジュンスは社長のイルピョンから、契約社員の君たちを正社員に登用したいと言われる。しかし、正社員になればジュンスの前科が明らかになってしまう。インジュは、裏で糸を引いているのはハンソだと言う。
第79話
チャ捜査官と女性事務員にランチを奢るジュヨンは、何のつもりだと問い詰めるヒョンソクに、味方作りプロジェクトだと答える。一方、ナリは出演作品が前科者の父・サンマンを思い出して演じられないと泣いて訴える。
第80話
ジュンスのデザインした服が来シーズンの商品として選ばれる。喜ぶジュンスだが、ライバル企業からも同じデザインの服が発売されることになったため、彼は産業スパイではないかと社員たちから疑われる。
第81話
ハンソがドヒに「前科者相手の恋愛ごっこはやめろ」と迫ったところ、ドヒは「ジュンスを愛している」と堂々と言い返す。ハンソは「会長にやつの汚い過去を話さないのは、お前が傷つくのを恐れているからだ」と言う。
第82話
弟のために殺人を犯す設定の漫画はジュンスの人生をなぞったもので、ショックを受けたナリは再び悪夢を見始める。その漫画は、先入観なくジュンスを知ってほしいとの理由でドヒが漫画家に持ち込んだ企画だった。
第83話
ジュンスに「もし殺人事件の被害者・ギョンテの遺族が例の漫画を見たらどう思うか」と問うハンソ。激昂するジュンスに対し、「お前ができるのはドヒから身を引くことだけだ」と言い捨てて去っていく。
第84話
ハンソはギョンテの父に「ジュンスのことをBYの会長に話してほしい」と頼む。父親は、「息子を殺したのはジュンス1人じゃない、弟と2人で殺したんだ」と言い、恨みを晴らしてくれとハンソに訴える。
第85話
ライバル企業が新コンセプトを発表する30分前、BYでは会議が開かれる。チーム員に配ったUSBにはそれぞれ数値を変えたデザイン案が入っており、ジュンスは「再び流出すれば、誰のUSBからか分かる」と言う。
第86話
ジョンジャが悪徳金融業者に借金をしていたと知ったジンジュ。そんな中ジンジュは、妊娠中のお腹が痛み出して入院する。責任を感じたチョルスは、これ以上ジンジュを傷つけないため離婚を決意する。
第87話
ジンジュは「自分の預金でお母さんの借金を返して。足りなければ私がお金を借りる」と言う。チョルスは「君の夫でいる資格がない」とうなだれる。一方、ジュンスがデザインした新製品が製作できない状況に陥る。
第88話
病室を訪れたジョンジャに、これで借金を返してくれと預金通帳を渡すジンジュ。ジョンジャはジンジュを抱き締めて涙を流す。ジョンジャは借金を返した後、マンドルの経営するレストランを訪ねて働かせてくれと頼む。
第89話
石を原料にしたエコロジカルな生地というアイデアを現実化したジュンス。この生地はBYが独占契約を結んだ。イルピョンも、「君への疑いは晴れた。右腕になってドヒを助けてくれ」とジュンスに頼む。
第90話
ジュンスは10年前の事件を担当したキム刑事に会い、殺されたギョンテの父の連絡先を尋ねる。一方、イルピョンはハンソ同席の下ジュンスを呼んで入社書類を渡し、入社する気になったら出せばいいと言う。
第91話
ドヒの店の商品に盗用したデザインが使われた事件を調べていたヒョンソクは、ハンソが関与している証拠を入手。これでハンソに対抗できるとジュンスに会いに行くが、ジュンスはハンソを追い詰めると危険だと話す。
第92話
ナ会長は孫娘のドヒとジュヨンに、早くひ孫の顔が見たいと言う。2人はがんばって婿を捜しますと調子を合わせて微笑む。ジュンスの才能を認めたイルピョンは、ジュンスに不足している経営に関する知識を指南する。
第93話
ジュンスがドヒの右腕ではなく恋人だと知ったイルピョンは、ジュンスを殴り、人間の心があれば私たちの前から消えるはずだと怒鳴る。インジュはジュンスにBYを辞めて新しいブランドを立ち上げようと言うが…。
第94話
海外で1年ほど勉強してきてはどうかとドヒに勧めるイルピョン。環境が変われば気持ちも変わるはずだと言うが、ドヒは「私の気持ちは変わらないと」反発する。ヒョンソクはジュヨンに、ジュンスの過去を打ち明ける。
第95話
ハンソがナリを脅したことを知ったヒョンソクはハンソを呼び出し、殴ろうとするがジュヨンが必死に止める。ジュヨンはイルピョンを訪ね、ジュンスが殺人を犯したのはヒョンソクを守るためだったと語る。
第96話
ジュンスへの憎しみに体を震わせるギョンテの父に、ジュンスは手紙を渡し、読んでいつでも連絡を下さいと伝えて去る。手紙には、もし私と弟への恨みが少しでも晴れるのなら、私の命を捧げますと書かれていた。
第97話
ヒョンソクがギョンテの父から呼び出される。ギョンテの父はジュンスの手紙を渡し、君を許すわけではないが恨みはもう終わりにすると告げる。一方、イルピョンはジュンスにイギリスへの海外研修を命じる。
第98話
正社員になることが決まったジュンスにイルピョンは、君がイギリスから帰ってこないことを望んでいると話す。一方、相変わらず殺人現場の悪夢を見るナリ。最近は夢の中にヒョンソクが出てくるようになった。
第99話
チャ捜査官はヒョンソクに、ギョンテの死は凶器によるものでヒョンソクとのけんかは無関係だと言う。ジュンスはヒョンソクに「もう終わったことだ。ドヒと新しい道を歩こうとしている俺を邪魔するな」と怒鳴る。
第100話
ドヒが室長から統括本部長に昇進。イルピョンは、お前との地位の差をジュンスに感じさせるためでもあるとドヒに告げる。一方、ジョンジャとチョルスがヒョンソクの説得で家に戻り、久しぶりにみんなで食卓を囲む。
第101話
ヒョンソクとジュヨンがデートしている画像が匿名でインスクに送られてきた。ジュヨンはこれを追及され、ヒョンソクと交際していることを告白。激怒したインスクは、早速ヒョンソクを呼び出して別れろと迫る。
第102話
海外研修に出発する日が迫り、ジュンスは妹弟たちやドヒと貴重な時間を過ごす。インスクから携帯を没収され、専門の監視員までつけられたジュヨンだが、ドヒの携帯でヒョンソクに「愛してる」と告げる。
第103話
ジュヨンは監視員を説得し、監視員同席でヒョンソクとのデートを果たす。ナ会長はイギリスでの海外研修を控えたジュンスにランチをご馳走し、親しみを込めて下の名前で呼んでジュンスを驚かせる。
第104話
イルピョンはジュンスに、イギリスでの研修後に南アフリカに行くよう命じる。いつかドヒの気持ちが整理できたら帰国を承服すると言うイルピョンに、ジュンスは自分にできるのは謝罪して待つことだけだと答える。
第105話
ジュヨンはヒョンソクに、インスクの了解を得ずに入籍してしまおうと言う。ヒョンソクは君とお義母さんを仲違いさせるわけにはいかないと反対する。一方、ハンソはジュンスに、ドヒのことは諦めたと告げる。
第106話
ジュンスの告白に衝撃を受けるナ会長は、海外研修をやめてBYからも出ていくよう促す。ヒョンソクが事情を説明するが、会長はジュンスのせいで人が死んだことに変わりはない、君たち兄弟との縁も切ると宣言する。
第107話
この件を表沙汰にしたくなかったら自分と結婚しろと迫るハンソ。表沙汰になるとヒョンソクは夢だった検事を辞めなければならないため、ジュヨンは辛い決心をする。一方、ナ会長はドヒに究極の選択を迫る。
第108話
ジュンスはネットで衣料品の販売をしようと決め、今のトレンドを知るため市場で荷物運びを始める。一方、ジュヨンはヒョンソクを呼び出し、「もう母に降伏することにした。私はハンソと結婚する」と告げた。
第109話
ハンソとジュヨンはナ会長の家を訪ねて結婚すると告げるが、会長もイルピョンも父・テイルも猛反対。ハンソの財力にしか関心のないインスク1人だけが喜んでいる。ナ会長は、2人の結婚には何か裏があるとにらむ。
第110話
BYの株式を譲れと迫るハンソに、インスクは実際に結婚するまでは渡せないと言う。ハンソは「ドヒを追い落とす計画は始動した」とうそぶく。一方、ドヒもジンジュもジュヨンの心変わりが理解できずにいた。
第111話
インスクとテイルに屋敷から出ていくよう迫るナ会長。インスクはジュンスとジョンヨンの過去を暴露し会長を驚愕させる。ジョンヨンはイルピョンとの離婚を決意。ナ会長はジュンスに、ドヒの前から消えてくれと言う。
第112話
ジュヨンはハンソと一緒に、日本に立ち寄ったハンソの父に会いに行く。一方ドヒは、殺人で懲役に服した受刑者が再審で正当防衛を認められたという話を聞き、ジュンスにもその可能性があるか調べ始める。
第113話
映画の撮影中、ドンウが釘でけがをする。流れ落ちる鮮血を見ていたナリは「ジュンス兄さんは殺してなんかいない」と、ついに全ての記憶を思い出した。赤信号に気付かず道路を渡るナリに、猛スピードで車が迫る。
第114話
病院に運ばれるナリは外傷はないものの、ショックで口が利けなくなる。一方、ドヒは「ジュヨンは何か弱味を握られてハンソと結婚するしかないらしい」とヒョンソクに話す。ヒョンソクはジュヨンに問いただすが…。
第115話
血の繋がらない弟のために罪をかぶり、10年服役したジュンス。真実を知り慟哭するヒョンソクはジュヨンを抱き締め、これで君と別れられる、自分はハンソよりひどい奴だ、とつぶやく。そしてドヒに全てを告げた。
第116話
ヒョンソクに謝るジュンスは、「あの時、これは事故だ、2人で乗り越えようと言うべきだった」と言う。結婚のため顔合わせをするハンソとジュヨンの両家。そこにヒョンソクが乗り込み、ジュヨンの手を掴んだ。
第117話
ヒョンソクは警察に自首した。彼が心配なジュンスは警察署を離れられない。殺意に関して、ヒョンソクは殺すつもりでけんかをしたと主張。一方、ドヒは自分に真実を話してくれなかったジュンスを受け入れられない。
第118話
ドヒとジュヨンはナ会長に事の真相を告げた。ジュンスを愛し続ける自信がないと言うドヒをジュヨンは励ます。ナ会長はヒョンソクに面会に行き、君に殺意はなく、殺人を犯していないことを信じると言う。
第119話
ジュンスはヒョンソクの釈放を喜ぶが、罪悪感にとらわれたヒョンソクは検察庁に辞表を出し、工事現場で働き始める。君と結婚しないことが僕にできる全てだとジュヨンに言うヒョンソクだが、ジュヨンは諦めない。
第120話
ブレスレットを拾おうとして、建設現場から危うく落下しかけたジュンスは、怒るヒョンソクに、大切な物だからと答える。留学のためジョンヨンと共に韓国を発つイルピョンはドヒに、遠くから応援していると告げる。
第121話
ドヒとやり直すことにしたジュンス。2人は「コン・ジュンスさん」「本部長」と呼び合う。ナ会長はジュンスに、二度とドヒを傷つけないようにと念を押す。一方、BYの大株主になったハンソが緊急理事会を招集する。
第122話
インターネットにドヒとジュンスを中傷する悪いうわさが流され、BYの株価が急落する。これはハンソが仕組んだことだ。一方、殺人事件を審査していた再審で無罪判決が出て、ジュンスの殺人者のレッテルははがれた。
第123話
ジュンスに結婚を申し込まれたドヒは笑顔で答えた。ヒョンソクは貧しい人のために弁護活動を行うべく事務所を開設する。一方、ドヒはネットに広がる悪質なデマに対抗するため、インタビューを受ける決意をする。
第124話
インタビューはすぐにネットに掲載され、BYの社員もジュンスとドヒの関係を知る。しかしBYの株主たちが冷淡な反応を示すため、ナ会長はここは正面突破するしかないと考え、ドヒとジュンスの結婚を急がせる。
第125話
ドヒに正式にプロポーズをしたジュンスは、母の形見のネックレスを彼女にプレゼントする。一方、ジュヨンが心を開かないヒョンソクに猛アピールしたため、凍りついた彼の心は次第に解け始める。
第126話
ヒョンソクが私からの電話に出てくれるまで外で待っていると言うジュヨン。寒さに震えるジュヨンを見て、ナリは「お姉ちゃんを凍死させるつもり」と激怒。ヒョンソクは仕方なく、電話に出るようにすると答えた。
第127話
ハンソは緊急理事会を招集し、カビ事件でのドヒの責任を問う。そこに、BYを訴えていた男が段ボールを抱えて現れ、金をもらってうその証言をするようそそのかされたと告白。悪事がばれたハンソは怒りを露わにする。
第128話
ジュンスは新製品に音楽と画像にリンクするQRコードを付けるアイデアを思い付く。ジュンスとドヒはついに挙式の日を迎え、ドヒはジュンスがデザインしたウエディングドレスに身を包んでバージンロードを歩く。
第129話
ジュヨンが「私たちはいつ結婚するの」とヒョンソクに聞くと「3年後かな」と答えるのでむくれるジュヨン。その時、ヒョンソクの電話が鳴る。かけてきたのはギョンテの父だった。彼は「ヒョンソクを許す」と告げた。
第130話
父の会社の資本をバックにBYに敵対的買収をかけると宣言するハンソ。ヒョンソクが無料で弁護する人物の訴訟相手がBYの大株主だと分かり、テイルは頭を抱えるが、ナ会長はヒョンソクの行動は正しいと励ます。
第131話
ドヒはハンソに会い、「私たちはBYを失ったとしても幸せになれる。あなたはBYを手に入れれば幸せなの」と問いかける。その頃、ナリが出演した映画が好評で、ナリは新人女優賞にノミネートされる。
第132話
ハンソに名義貸しをした人物が検察で取り調べを受けていた。検事はハンソ自身の捜査にも着手するとヒョンソクに告げる。ヒョンソクは詐欺師のスホに面会し、全てを自白すれば最低限の罰で済むよう弁護すると言う。
第133話
ハンソの逮捕でBYの買収は白紙に戻り、ナ会長は念願の福祉財団を設立する。一方、BYを退社して新しい仕事を探すジュンスを応援するドヒ。3年後、ヒョンソク夫妻の引っ越し祝いに訪れたドヒは娘を抱いていた。
- 出演
- イム・ジュファン
- カン・ソラ
- カン・ビョル
- チェ・テジュン
- シン・ソユル
- キム・ヨンフン
- ソリョン
- チョ・ユヌ
- 脚本
- チョン・ジウ
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